私がテニスマイルを立ち上げた経緯

誰が何の為に作った大会なのか

私が今大会を開催した目的は
テニスを通して社会貢献をすること
です。

私はテニスが大好きです。
テニスで多くのことを学び、
多くの人に出会えました。
テニスなしの人生は考えられません。

いつか、テニスに恩返しができたらな…
と、漠然と思っていました。

平凡な私が行動した理由

私は7年間、個人事業主として
1人でWebの仕事をしてきました。

テニスはいつも同じ場所・メンバーで
やっています。

そんな平凡な私ですが、心のどこかで
Webでテニスのコンテンツが作りたいな
と思っていました。

しかし、どうしても収益などを考えると良いアイディアが出ずにいました。

でも、最近は利益できない仕事があってもいいのではないか?と考えるようになりました。

直接、お金の利益がなくても、自分にとってプラスになる仕事があってもいいのではないかと。

すると、いつも楽しく視聴している
テニス系YouTuberの真剣勝負の大会
を開きたい!と思いました。

彼らは自己を表現し、コンテンツを作り、
本当に素晴らしい活動をしていると尊敬しています。

更には、ただ楽しい大会ではなく、
テニスに恩返しができる仕組み
にできないか?

そんな時に海外のチャリティ活動について知りました。

チャリティについて知る

私のような普通の人がチャリティ大会を開催してもいいのか?

調べていくうちに日本はボランティアや
寄付の活動が先進国の中で非常に少ない国だと知りました。
(140カ国中114位というデータもありました)

海外ではチャリティはもっと身近で行われていることも知りました。

例えば、
イギリスでは個人の庭のガーデニングが
オープンガーデンというチャリティになっているようです。

日本でもご近所さんの庭の桜や梅を見せてもらうことがあります。

イギリスのオープンガーデンは一般家庭がチャリティ団体に参加し、庭先にチャリティ団体のスタッフが募金箱を持っています。

来た方は、いくらでもいいので募金をし、ガーデニングを見たり、庭でお茶をします。

チャリティで集まったお金は庭の主の要望のチャリティ団体に寄付される仕組みです。

日本のチャリティで有名なのが東京マラソンです。

東京マラソンでは抽選で当選しないと
一般ランナーになれません。
しかし、定額の寄付をすることで
チャリティランナーになれる制度があります。

テニスマイルCUPの場合は、
色々な分野で活躍をしている選手に出場してもらう
仕組みにしました。

スポンサーを募り、宣伝広告を選手が自身の得意分野で行う。

(私の場合はこのサイトやSNSで応援を行っています。)

そしてスポンサー料の一部を
寄付に当てる。

そうすれば
選手、スポンサー、寄付先が
みんなプラスになる仕組み

になるのではないかと考えました。

さらには、
チャリティは関わった人達がお互いを知る機会になることを理解しました。

スポンサー、選手のコンテンツ、寄付先団体がお互いを知り、少しでも知名度を上げれば、未来に可能性を広げると思いました。

このような経緯でチャリティ大会の企画が誕生しました。

立位テニスとの出会い

寄付を求めているテニス団体を調査していくうちに、社団法人日本障がい者立位テニス協会の存在を知りました。

とにかく広報の方が熱心で、レスポンスが早く、気遣いもあり感動しました。

私は社団法人日本障がい者立位テニス協会を知った3日後の練習会に参加しました。

協会の方たちは、旗やボール、コーンなどたくさんの道具を準備し、毎回練習メンバーで自己紹介、写真撮影、そして子供も大人も熱心に練習をされていました。

私が一番印象に残っているのが中学生の男の子のボレーを決めた時にガッツポーズです。

練習試合でも、無意識のガッツポーズをする情熱に親近感が一気に湧きました。

私と同じでテニスが大好きなんだな😊と。

ただ、この社団法人日本障がい者立位テニス協会は2017年に活動をスタートし、まだまだ競技人口が少ないようです。

私が参加した日も、Jr選手は小学生女子と中学生男子の2人でした。

もっと彼らに仲間やライバルが増えたらいいな。

そしてまだ立位テニスに出会ってない人にも知ってもらえたらいいな。

そんなことを帰りの電車で揺られながら考えていました🚃🎾

各分野で活躍している方の熱いテニス大会を開催しよう🔥

その大会はチャリティ大会にして、
社団法人日本障がい者立位テニス協会に寄付をしたい。

大会の主旨が固まった瞬間でした。

私の葛藤

ただ、葛藤はありました。

まだ立位テニスを知って日が浅い私が、
このようにチャリティ大会を開催することは間違えているのではないか?

迷惑をかけないか?
薄っぺらいのではないか?
無難に社会貢献はなしで大会を開催するべきか?
何年もかけて立位テニスに関わってから実行するべき?

何通りか選択肢はありました。
しばらく答えは出ませんでした。

でも、寄付をすることは悪いことではないはず。

社団法人日本障がい者立位テニス協会の活動の応援をしたい!
しかも私だけの力だけでなく、仲間を作って!
みんなの力で。

仲間を作る

そこからは仲間を作る活動をしました。

まずは忘れもしない、
脱サラテニス🎾たっちゃんねるのたつやさん。

彼のYou Tubeチャンネルを見て
彼がテニスを通して何かしたいことがあるのがすぐにわかりました。

「この人なら、賛同して協力してくれるかも!」

そう思い、知り合いを通して連絡を取って会ってもらいました。

思ったとおりの方で、私の企画書を見て賛同してくれました。
YouTuber視点で、問題点がないかの意見も聞かせてもらえました。

そこから何人もの各分野で活躍されているテニスプレーヤーの方々に会っていただきました。

とにかく素の自分を出して、接していきました。

もちろん断られることもありましたが、ただ断られただけでなく、必ず学びがありました。
めげずに直接会って、目を見て話して、仲間を増やしていきました。

そして今現在は
大会のためのサイトとSNSを運営し、
スポンサーになってくれそうな方にお話をしている段階です。

大きなことは出来ないけど、
私と仲間で出来ることをやってみよう❗

失敗は恐れず、成功と学びしかないはず❗

そう考えて、日々奮闘中です。